成果のなかには、ファインセラミックスセンターの高温加熱水蒸気ヒーターや多治見市の赤外線反射タイルなどとともに、私たち岐阜県セラミックス研究所と複数のGL21参加企業が担当した「高配合化リサイクル食器」も出品されました。
リサイクル率を従来の20%から50%にアップした「高配合化リサイクル食器」については通常にくらべて100℃~200℃低温で焼くことができ、CO2排出量も17%から33%減らすことができます。かつ製品の強さも向上し、従来品にくらべて環境負荷を大幅に低減できる「低炭素&循環社会」に合致するあたらしい陶磁食器の誕生ともいえます。
会場で行ったアンケート調査では、およそ3割の人が既にリサイクル食器を知っていて、GL21の取り組みがひろく認知されてきたことを実感しました。
■写真は、財団の担当者がサンプルの高配合化リサイクル食器を手にその優れた環境配慮を説明。アンケート回答者には50%配合の染付の和皿がプレゼントされました。
投稿:岐阜県セラミックス研究所 立石