2012年12月28日金曜日

陶磁食器の回収_2012新たに

12月に入り、寒気いよいよ厳しく、年内余日もなくなってきました。
2012年をふり返り、新たに使用済み陶磁食器の回収をスタートしていただいたところをご紹介したいと思います。

甲府市では4月から本格的に行政回収が始まり、使用可能な器は“もってけ市”でリユースされ、再び暮らしの中によみがえりました。http://www.city.kofu.yamanashi.jp/daisuki/index.html

兵庫県のNALC福崎では年が明けて早々に“陶磁器食器再生支援活動”がスタートし、216kgがGL21プロジェクトにて原料化されました。https://sites.google.com/site/nalcmint/home/katudou

そして京都市では「移動式資源回収モデル事業」にて使用済み陶磁食器も回収されることになりました。これは今まで回収が困難であったものや回収されてこなかったものを生活現場に近いところに移動して資源回収する試みです。詳しくは: http://www.city.kyoto.lg.jp/kankyo/page/0000127436.html 

長野県白馬村でも回収が始まりました。同県の松本市波田地区の回収にあわせて実施され、市民や行政のコラボで実現しました。このGL21のホームページ“GL21情報PICKUP”でも紹介しています。

そして東京都のNPO法人のエコメッセ。学芸大学店や千歳船橋店、三軒茶屋店ではイベントによる回収や資源循環するためのRe-食器の販売もあわせて10月~11月にかけて実施していただきました。http://ecomesse.jp/shop-info/gakugeidaigaku

静岡市では10月~11月にかけて静岡市初の回収がスタートしました。「エコなうつわやさん」こと、第10回SOHOしずおかビジネスプランコンテストで食器リサイクルビジネスを掲げてダブル受賞した増田夫妻が地元のNPOとコラボした実現したものです。12月には使用可能な回収食器のリユース市も行いました。http://eco50.eshizuoka.jp/e938503.html

名古屋市のナゴヤドームで開催された「ドームやきものワールド」では、GL21が協力して16万人が来場した会場で使用済み食器を回収しました。回収は初回ということとPR不足もあってもうひとつ集まりは悪かったようです。反省し、次回にいかしたいと考えます[写真]http://www.dome-yakimono.com/
 
16万人が来場したドームやきものワールド
全国の陶磁器産地から多彩な焼き物が集まりました。
ナゴヤドームの入り口近く、会場につながるフロアで回収。
多くの人が回収をご存じなかったようです。
コンセプトは食器棚にスペースをつくってもらい新たな食器を・・・でした。
そのほか、小平市や清瀬市などでも回収がスタートしています。来年度からはまた新たな行政回収も計画されています。情報を得て、機会をみてご紹介したいと考えます。

多くの地域や使い手の方々のご支援、ご協力、本当にありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。


2012年12月24日月曜日

ちゅうぶ カーボン・オフセットEXPO_出品しました


12月18日(火)に名古屋市のナディアパークで開催された“ちゅうぶカーボン・オフセットEXPO”にGL21プロジェクトも参加しました。EXPOは中部地区においてカーボンオフセットに取り組む団体、クレジットの創出をおこなっている団体など、35の団体が出展したもので、当プロジェクトもぎふ清流国体の記念品としてつくった再生材50%配合の“RE50・手なしマグカップ”を出品しました。会場ではカーボン・オフセットの説明や講演、それに地元の大学生や高校生の取り組みなどの紹介がありました。
主催は中部カーボン・オフセット推進ネットワーク、後援は岐阜県、愛知県、三重県、名古屋市、環境省中部地方環境事務所、他。こうしたEXPOは東京を中心に全国10箇所で開催。
 

Re-50/「手なしマグ White & Matcha」を出品。ある大学生の意見では「陶磁器のリサイクルを組み込んだ今日的な製品であることに加え、これを買うことにより植林等などを通じて環境に貢献できるのはよい・・・カーボン・オフセットの魅力です」というのがありました。
 
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