2014年9月27日土曜日

朝日新聞「レッツ エコ活」に紹介されました。

 9月24日付け朝日新聞夕刊に陶磁食器のリサイクルが掲載されました。*夕刊のない地域は朝刊に(掲載日不明)。

 陶磁食器のリサイクル工程(使用済み食器のヤード、粉砕・原料化や製陶の様子)や作製されたRe-食器(再生材の配合率50%のRe50商品)について記載されています。また、取り組みの経緯、リサイクルすることのメリット(低炭素・資源循環)と課題(再生陶土のコスト)、美濃焼以外の他産地への広がり、食器リサイクルへの参加、Re-食器の購入方法などについて触れられています。
 

 売れないとどうしても沈滞気味になるGL21活動ですが、今回の朝日新聞の掲載をバネに気分一新、前向きに取り組んでいきたいと考えます。
 

 
朝日新聞夕刊「エコ活」に掲載された写真
左;各地で回収され送られてきた不要食器(土岐市で) 
右上;粉砕後に1㎜以下になった陶磁器の粒粒(リサイクル材)
右下;リサイクル材を50パーセント配合した食器(エマージュ 瑞浪市で)

滋賀GPN_第1回「買うエコ大賞」に応募しました。

 滋賀グリーン購入ネットワークが主催する第1回「買うエコ大賞」に応募しました。
「買うエコ大賞」は、環境に配慮した滋賀県産の商品(原材料が滋賀県産のものも含む)またはサービスを幅広く募集し、審査会で選ばれた商品またはサービスを、ウェブサイトや県内メディアを活用して紹介し、一般投票で大きな支持を得られた商品・サービスを表彰する制度です。「滋賀県産エコ商品の普及拡大」を目的とするものです。

 この24日に20の応募団体等が参加するプレゼンテーションが大津市でありました。
 GL21の応募はもちろんRe-食器の「Re50」シリーズ。滋賀県内の学校などで排出された給食用強化磁器食器を原料の一部に用いたもので、国内唯一の使用済み食器の資源循環システムの形成、およびRe50の特性である焼成工程の温暖化効果ガス排出を最大33パーセント削減をできることをアピールしました。また、食器のリサイクルは使い手の協力なしではできない「使い手参加型のものづくり」であることも併せて主張。事実、国内各地で市民参加型の使用済み食器の回収が行われ、回収現場では回収や分別を通じた住民間の交流、まだ使える食器のリユース市、作り手参加によるリペアやリメイクを含む食器リサイクルの学習会が開催され、また製造現場には回収を行う多くの方々が見学に来られるなど、使い手と作り手との交流が促進しています。陶磁食器のリサイクルはモノの循環にとどまらず人や情報が交差する場にもなっています。

 プレゼンテーションによる審査で6テーマが選ばれ、滋賀県民の一般投票が12月まで実施されます。結果はともあれ、滋賀県の方々に陶磁食器のリサイクルを知ってもらう良い機会だと考えています。

公開プレゼンテーション(審査会)の様子(9月24日大津市で)。
Re-食器をアピールしています。