2011年6月3日金曜日

多治見市の回収 ~その後~

 不用食器の回収 ~多治見市の行政回収~
 昨年12月にスタートした陶磁器の街“多治見市”の回収を視察しました。場所は、愛知県境に近い池田町公民館と名古屋市などへの通勤者が多い脇の島公民館の二ケ所で、多治見市環境課のスタッフなどとともに回りました。
 池田町公民館ではサンテナで7箱ほどがすでに回収されていました。一部に事業所排出と思われるものもチラホラ、陶磁器の街の回収の難しさがあります。脇の島では、ここは市役所の支所に隣接した公民館で人の出入りも多く、他の回収ステーションと比べて回収量は多いとのことです。ここは明らかに家庭排出の使用済み食器が回収され、生活感ある廃食器が多いようです。両公民館ともに市役所職員が立ち会い分別を指導していましたが、いずれは各町内の資源回収ステーションを活用した市民回収に移行するとのことです。
 多治見市では、月平均5トンが回収され、うちの2トンが公民館などでの拠点回収、残り3トンが市内3ケ所のクリーンセンター等への持ち込みによっています。公民館などの回収では、家庭内ストックが多いと考えられる古い街(団地)ほど回収量が多くなる傾向があるようです。GL21プロジェクトの推定では10余万人の人口を抱える多治見では300トンほどが家計内に眠っていると考えています。市のスタッフもまだまだ周知がされていないとの感想をお持ちでした。
 
脇の島公民館での回収
 分別の仕方が書かれたポスターが貼ってありました。ボックスがいっぱいになり次第、隣にあるトラックに積まれていきます。 
今朝の回収ではサンテナで7箱が両公民館とも回収されました。この後、再度分別され、GL21参加企業で粉砕・資源化されます。


多治見市の不用食器回収について

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