2013年4月6日土曜日

再生陶器で新商品開発、学生のアイデアに学ぶ | リセッ友の会


瀬戸焼等のリサイクル食器“Re瀬ッ戸(リセット)”を面白いと感じ、これからの地場産業のあり方と捉え、南山大学総合政策部瀬戸キャンパスの学生19人が自らのアイデアで商品開発を行っています。

3月のGL21例会ではこの取組みの中心になっている土岐市出身の加藤君に参加してもらい、自然派系の若い女性をターゲットに開発を行った様々な陶磁器のリサイクル商品について話してもらいました。昨今の産地経済が低迷するなか、GL21参画企業に新たなリサイクル目線が発見できればと思い企画したものです。
また例会には、愛知県立芸術大学で陶磁器を専攻する学生2人にも参加願い、ともに議論に加わってもらいました。
 
陶磁器のリサイクル商品を開発するのは同部の石川教授の3年生ゼミ有志でつくる「リセット友の会」の19人。資源循環型経済に絡めたまちづくりを学ぶゼミでリセットの存在を知り、「環境に配慮したエコ陶器は可能性がある。普及させるべきでは」と考え、昨年6月に「リセッ友の会」を発足させ、リセットの関係者や市内の陶芸家らと共同開発を進めました。開発費は瀬戸市の大学コンソーシアムせとの補助金を受け、事業費90万円のうち3分の2は学生らが実体経済を学ぶ一環として製作費を負担。

開発した商品は“あなたの心を癒すおともになりたい”というイメージで「緒-Tomo(おとも)」というブランドをつくり、たまご型アロマグッズ、インテリアとしても楽しめる時計、花のモチーフのピアスなど、癒し系雑貨9種類を完成している。販売は名古屋市内のイベント、ネット、委託店舗等で販売し、売り上げは制作費を除く全額を東日本大震災の復興支援にあてています

若い人たちの目にかなった陶磁器リサイクル! 

我々にも自信と展望を与えてもらったような気がします。


詳しくは、http://resettomonokai.jimdo.com/
写真:中日新聞より(2012.10.19)

 


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