2011年10月29日土曜日

土岐市“家庭から出た不用食器のリサイクル”

10月8日(土)9:30~11:00に岐阜県にある土岐市役所駐車場で、家庭から出た不用食器を持ち寄っていただきました。(今回で4回目となり、主催は土岐市生活学校、後援が土岐市と土岐織部ライオンズクラブです。)不用食器はブルーシート上に並べられ、来場者が気に入ったものを持ち帰りリユースし、残りをリサイクルします。

例年、トラック2台フレコンバック4バッグ程度の量ですが、今回は持ち帰っていただいた量が多かった(フレコン1バッグ程度)にもかかわらず、フレコンは4バッグ一杯となり再資源化量は1,187kgにも及びました。

生活に身近な食器は、エコや環境に対する意識を高める良いツールであり、また、食器のリサイクルは地域のコミュニケーションを活性化させる良いイベントです。

................文:宮地 伸明(GL21会員&土岐織部ライオンズクラブ会員)


■写真↓ 不用食器回収の様子。早朝から実に多くの不用食器が持ち寄られました。

写真↓ 不用食器の回収活動では、いつも作り手であるGL21プロジェクト企業と市民の方とのコミュニケーションが進行します。回収物の陶磁器は豊富な話題を秘める存在。焼き物談議も楽しみのひとつです。■写真 リサイクルの前にまずリユース。 リユースできるもの=意識は自然と掘り出し物発見に傾きがちになります。これも陶磁器の回収ならではの楽しみのひとつ。今回は多くの不用食器がふたたび暮らしに活きることになりました。


■写真↓ 集まった不用食器の中にはこんな高級品もときにみかけます。























2011年10月23日日曜日

安曇野環境フェア2011&食器リサイクル

長野県安曇野市で“安曇野環境フェア2011”が10月8日(土)~9日(日)にかけて開催されました。安曇野は、ご存知 ! NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」の舞台であったところ。番組では実に多くの焼き物・陶磁器・食器が登場しました。番組終了近くではなんと ! 美濃焼の、我らGL21の多治見が登場しました。「おひさま」では焼き物食器を通じて、家族や友人や様々な人たちとの“絆”が温かく表現されていたように思います。あらためて「焼き物・陶磁器」とは、人と人のつながりを創り確認する精神的ゆたかさを醸す道具であることを知った気がします。焼き物に携わる個人として多くを勉強させていただきました。
この安曇野の環境フェアで食器リサイクル活動が紹介されました。これは“松本市波田消費者の会”によるものでブース展示や会制作のビデオ上映により紹介したものです。関心のある行政関係者や市民の方々がおとずれ、アテンド役の織田ふじ子代表にいろいろな質問をなげかけていました。

「おひさま」の地の安曇野でこの時期に食器リサイクルが紹介されたことは、偶然にしてはでき過ぎのような感じがしています。

いくつかの写真により、波田消費者の会のブースなどをご紹介します。

環境フェアの写真です。多くの方がおとずれ、マイ箸づくりや信州の自然を知るワークショップなどに参加していました。
↓ 波田消費者の会のブースです。ちょっと斜めで分かりにくいのですが、幾つかの活動紹介パネルとともに綺麗にテーブルコーディネートされたRe-食器を展示いただきました。


↓ 今回の展示テーマは「不用食器回収の魅力」。魅力がなければ活動も長続きはしないということになりますが、食器リサイクル活動は多くのところが5年以上、GL21活動も1997年からつづいています。


↓ 消費者の会では自らが制作した食器リサイクルの紹介ビデオの上映会が会場の一角で行われました。もう一つ、人は少なめですがご着席いただいた方に感謝、感謝だと思います。




.......................文、写真:Hasegawa
















2011年9月19日月曜日

不用食器の回収 土岐市

岐阜県土岐市で不用食器の回収が行われます。
1年に1回毎年行われているものので、今回は土岐市生活学校(金山富士子代表)を主体に実施されます。後援や協力は、グリーンライフ21・プロジェクト、土岐織部ライオンズクラブ、土岐市です。

ご家庭で不用になった陶磁器の食器をあらたな食器をつくる土資源としてご提供ください。
日時:平成23年10月8日(土) 9時30分~11時00分
※雨天決行です。
場所:土岐市役所 駐車場
※会場ではリユースコーナー(回収された食器を再利用するMOTTAINAIコーナー)
http://www.city.toki.lg.jp/wcore/index.htm
回収品
陶磁器でできた食器のみです。ガラスなどの異素材は対象としません。また同じ陶磁器でも花器や置物は対象外ですのでご注意ください。
お問い合わせは、グリーンライフ21PJの宮地までお願いします。
090-7855-0412

□□□ 写真(下)は、回収された不用食器を原料の一部に使用したリサイクル食器「Re-食器:OLIVA」です。デザインはオーストラリアの女性デザイナーによるものです。




2011年9月9日金曜日

食器リサイクルフォーラム2011

エコにこセンター開設10周年記念イベントとして8月27日(土)・28日(日)の二日間、「食器リサイクルフォーラム」が開催されました。主催は多摩ニュータウン環境組合リサイクルセンター、“食器リサイクル全国ネットワーク”と“グリーンライフ21・プロジェクト”が協力しました。場所はエコにこセンター(東京都多摩市唐木田2-1-1)です。
イベントにあわせ屋外では「からきだ夏まつり」が催され、いろいろな模擬店があり、多くの人が集い賑わっていました。

フォーラムの様子をいくつかの写真でご紹介します。
27日14時からの「情報交流会」では“楽しい食器リサイクル~ゆるやかなネットワークをつくろう~”をテーマに、グリーンライフ21PJ、小金井市消費者団体連絡協議会、NPO法人中部リサイクル運動市民の会、多治見市環境文化部の関係者がパネリストとして、各々の活動について報告し、会場を交えたディスカッションを行いました【写真下】。
食器をリサイクルする意義や現状の取り組みや今後の課題などが話し合われました。



下の写真は、「かさましこ再生土の会」から初出品していただいた近藤文さんの作品です。美濃の土とは異なり、笠間焼や益子焼の独自のリサイクル陶土による作品づくりです。7月にはLOVE BOWLという再生土による作品展等が笠間や東京、横浜で開催され、60人近い作家が参加しました。



下の写真は、多摩の地元で行っている陶芸教室の皆さんの作品の展示販売コーナーです。当然、土は美濃のリサイクル土が使われています。“花一輪”などのユニークなデザイン作品がみれれました。


下は、会場内の常設の「リユースコーナー」です。センターに持ち込まれた不用食器の中でまだ使用可能なものを超格安で販売しています。リサイクルの前にまずリユースをというMOTTAINAI精神のコーナーです。


これは、センターで行われている陶芸教室で造られたリサイクル作品です。廃棄されそうになった食器の原料化で、思い思いの楽しい作品づくりがみられるのは陶磁リサイクル進めるGL21として大きなよろこびです。



28日には、「工作のつどい」が行われ、午前は“陶ビーズをつかったネックレスやストラップづくり” 【写真下は陶ビーズ】。午後には“お皿や陶板に絵を描こう”や“陶パーツでつくる壁かけ”がありました。リサイクルでいろいろな楽しみが演出できるのはとても嬉しいことです。陶磁器のリサイクル文化の開花に向け頑張りたいと思います。




















2011年8月24日水曜日

2011食器リサイクルフォーラムが開催されます

食器リサイクルフォーラム



エコにこセンター(多摩ニュータウン環境組合リサイクルセンター)開設10周年記念イベントとして、8月27日(土)・28日(日)の両日にわたり開催されます。



場所は、小田急多摩線「唐木田駅」近くのエコにこセンターです。27日は「情報交流会」として国内各地で取り組む食器リサイクルの事例発表とディスカッション。コーディネーターはエコにこセンター所長の江尻京子さん。食器のつくり手と使い手がコラボする陶磁食器のリサイクル活動について各々の立場から報告があります。



28日には陶ビーズや陶パーツでネックレスや壁掛けなどをつくる「工作のつどい」や、エコマーク第一号認定のPokelaをはじめ様々な賞を獲得したRe-食器(リサイクル食器)の大特価市等が催されます。あわせて、会場では模擬店「からきだ夏祭り」が開催されています。


多くの方のご来場をお待ちしています。

※イベントの開催時間や詳細はHPでご確認ください。



会場:多摩市唐木田2-1-1 エコにこセンター ☎042-374-6210








2011年6月18日土曜日

第3回販促EXPOに出展 ㈱サイキ一山陶苑

7月6日(水)から8日(金)にかけて開催されます「第3回販促EXPO展」に、GL21プロジェクト参画企業の㈱サイキ一山陶苑が出展します
※写真は第2回販促EXPO出展


今回は、エコマークのついた食器(ECO食器)の新作をはじめ、電子レンジで発熱するお皿、その他新商品が多数です。

開催場所は、東京ビッグサイト東4ホール ブースNO.A4-41 です。


■■■■■ 写真:サイキ一山陶苑ホームページから


㈱サイキ一山陶苑 
http://www.s-ichiyama.com/

























2011年6月17日金曜日

LOVE BOWL 笠間+横浜+東京

笠間、横浜、東京で“LOVE BOWL 2011”が開催されます。2011のテーマは「元気な器がデキルコト」。“かさましこ再生土の会”とコラボレーションし、その再生粘土(笠間製)を使った作品を57名のクリエーターが制作して展示・販売します。売り上げの一部は世界の飢餓や災害で苦しむ子供の支援に役立てられ、今回は東日本大震災で被災した人たちの支援を目的としています。

メインイベントは、
茨城県笠間市笠間2388-1の“笠間工芸の丘”で開催。
http://www.kasama-craftthills.co.jp/
期間は6月22日(水)~7月10日(日)※月休館

・主催 LOVE BOWL 実行委員会
・企画:協力 かさましこ再生土の会

横浜展は、横浜高島屋7F和食器売場
6月23日(木)~28日(火)

東京展は、東武百貨店池袋店6F和食器売場
期間は6月30日(木)~7月6日(水)です。

「元気な器がデキルコト」にご協力・ご賛同をお願いいたします。
http://ameblo.jp/love-bowl/